新年度がスタートして
乳児の担任いなった人へ紹介したい本を見つけました。
学生時代、講義でたっくさん聞いてきた”愛着”を簡単にわかりやく解説してくれています。
乳児を担当したことがある方にはおなじみの保育力UP!シリーズから
子どもに育てたい力である非認知能力との関係も書かれていますよ。
乳児担当ならみんな知ってる 保育力UPシリーズ!
保育力UPシリーズ!はGakkenから出版されています。他にも手作りおもちゃや遊びなど…色々な書籍が出ています。
0.1.2歳児に特化したものも多いので、乳児担当になった先生なら必ず一度は手にとったことがあるはずです。
今回の愛着関係の本は、2019.3.12発売のため、シリーズの中でも新しい書籍です。
おすすめポイントその1 愛着関係の基礎知識がついている
最初は、愛着関係のキホン。
- 愛着について
- 非認知能力と愛着のつながり
について説明さてています。
保育に非認知能力は今や欠かせないキーワード!愛着ともつながりがあるとわかったなら、学ばないわけにはいきません!
心の発達 道筋表なるカラーの年表もついているので、この一冊で愛着と子どもの発達を照らし合わせて学ぶ事ができます。
おすすめポイントその2 子どもの姿ごとにポイント、解説付き
ただ、愛着についてズラズラ説明しているだけの本ではありません!
泣き、ぐずり、反抗、甘えなど…子どもの姿ごとに解説されているので、実践に結びつけやすくなっています。初めての乳児担任でも安心です。
子どもの心の不安やこだわり、葛藤など…がピックアップされています。
保育者も時にお手上げになるほど、子どもの心って敏感で繊細。子どもによってケースは違いますが、不安やこだわりなどのキホンについて知っているだけでも心構えができますよね。
保育者から子どもへの関わり方についても書かれていて…対応に困った時のお助けガイドに最適。
子どもの不調と愛着の関わりにも触れています。
おすすめポイントその3 忙しい保育者でも簡単に読める
愛着形成についての書籍は小難しいものも多いですが、イラストもついていて優しい解説です。
- 初めて愛着形成の書籍を読む人
- 愛着形成について学び直したい人
にはおすすめです。
こちらの書籍もおすすめ 【子を愛せない母 母を拒否する子】
- 愛着形成できないケース
- 愛着形成できないことによる弊害
などについて知りたい方におすすめなのは
「愛着って本当に大切なの?」としっくりこない方にぜひ読んでほしい一冊です。
紹介記事はこちら↓
愛着は大切。保育士と子どもでも形成できるの?【子を愛せない母 母を拒否する子】
まとめ
保育って「経験してなんぼ!」という風潮が強いと思います。
確かに場数は大切。特に子どもの前で話したり、ピアノを弾いたりでは経験が物を言うことは私も実感しています。
ただ、保育については正しい知識に基づいた実践がかなり重要です。
正しい知識を実践して、見て、考えて…調べて。
その繰り返しが保育者と子どもと保護者にとって最適な状態だと思います。
子どもといい関係が作りたい!
子どもの心が健やかに育つような保育がしたい!
といく方にはぜひ愛着について学んで実践してほしいです。
私も日々実践していきます。一緒に頑張りましょう。