「仕事するなら、やっぱり保育士」と復職や再就職を検討される方もいると思います。
- 子育てなどで保育の現場から遠ざかっていた
- 免許はとったけど、保育士として働くのは初めて
- 育休をとったけど、復職することが両立できるか
しかし、いざもう一度。と思った時に保育士として離れていた時間が長いほど不安に感じる方もいますよね。
厚生労働省の統計では、保育士としての就業をしない理由に上がるほど、復職や再就職で”ブランクがあることへの不安”で悩んでいるのです。
今回は、復職・再就職を検討している方が働き始める前に行っておくとよいことをまとめました。
復職・未経験者が求人を探すには?
一度保育園い勤めたことがあり、離れていた期間が5年くらいの方は一般の求人でも応募可能です。(免許取得後に一度も働いたことのない方だと即戦力を求めている園で不採用はありえます。)
- 一度も保育士として働いたことがない
- ブランクが長く復帰に不安がある
という方は”未経験者歓迎”や”ブランクのある人歓迎”の求人にフォーカスして探してみてください。
探す方法として「ハローワーク・求人誌・ネット」など様々な方法がありますが、保育士専門の就職エージェントをおすすめしています。
登録後のキャリアコンサルタントの就職相談にて、希望にそった求人を探してくれます。事前に知っておきたい給与体系、保育園の特色などを知れるため履歴書作成もスムーズに準備できます。
特に復帰の場合は『家庭との両立』や『今後のキャリア育成』と複数の悩みを抱えているかと思います。
どんな働き方が良いのか決めかねている人は『ヒトシア保育』『保育バンク』などの就職エージェントにて就職相談をしてみてくださいね。(登録は必要ですが無料で利用できます)
保育士バンク
業界トップクラスの求人件数を持つの転職支援サービスです。
保育士バンクでは紹介会社のネガティブなイメージを覆すために、保育士一人一人の悩み・希望に寄り添ったヒアリングをしています。
転職を迷われている方の相談だけでもOK。自分のペースで転職をしたい方におすすめです。
対応地区 | 全国 |
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家事と育児の両立
家族がある人、子どもがいる人は復職や再就職をするためにまず家事や育児のバランスを考える必要があります。
一日の時間を書き出し、逆算することで自分が働く時間を決めます。具体的には…
- 早朝・延長時間どちらかの短時間?
- 子どもを送り出してからの9~16時?
- フルタイムで働く?
と、時間によって応募できる求人も変わってきますよね。
また、時間数によっては旦那さんの扶養内で働くのか、自分で社会保険に加入するのか?なども検討します。
子どもの急な発病などの対策も立てておく。旦那さんだけでなく、周囲で協力してくれる人がいれば依頼も済ませておきましょう。
病児保育の登録
TVや漫画37.5℃の涙で一躍有名になった病児保育。モデルとなったフローレンスは訪問型病児保育ですが、一般的に多いのは病院と併設されているところです。
病児保育について書いた記事です↓
子どもの突然の病気。仕事も休めない時、病児保育を活用してみてはいかがですか?
子どもが病気になり、どうしても仕事を休めない場合に利用される保護者の方が増えています。
保育士であっても通常の保育であれば、子どもの病気で休むことも可能です。しかし、運動会や卒園式などの大きい行事だと休みにくいのが現状です。最低限の時間だけでも出勤するための保険として、病児保育を検討しておきましょう。
保育士免許の切り替え・幼稚園教諭免許の更新
保育士免許を取得した時から、名前や本籍地都道府県の変更がある場合切り替えをしておく必要があります。変更の経緯を示すために現在の戸籍抄本が必要になります。
指定の送り方がありますので、「保育士として働く」と決めた方はすぐに準備しておきましょう。
保育士として働く方は保育士免許の準備でよいのですが、認定こども園・幼稚園を希望する場合は幼稚園教諭の更新も必要になります。
免許取得から10年で更新が必要となります。更新が切れる2年前から更新講習を受講することが可能です。講習時間は30時間。2年間あるので計画的に受講することがおすすめです。
講習を行っている専門学校・短大・大学に申し込みを行いましょう。
教員免許なので管轄は文部科学省です。こちらのHPをご覧ください。
復職する・ブランクが長いことが不安な人へ
保育現場から離れていた方や初めて保育現場に入る方は様々な気持ちを抱えていることと思います。
- 以前のように動けるかな?
- 知識は前と変わっていないかな?
- 保育士とうまくやっていけるかな?
- 保育士経験はないけど大丈夫かな?
- 両立できるかな?
未経験のことなので、たくさんのことが頭をよぎりますよね。ですが、保育士として働きたいと考えたなら、ぜひ活躍してほしいです。
前もって対処できることはありますが、壁にぶちあたってみなければどんな問題があるかはわかりません。
どんな仕事でもそうですが、人間関係が仕事を左右しがちです。転職や復職で後から人間関係に上手に入れるコツを紹介します。
周りの様子を見る
採用した園側もあなたがどこまでできるのか?はわかりません。一緒に働く保育士たちも「どこまで言えばいいのかな?」と手探りな部分があります。
「そんなことは知ってるけど…」と思わずに「ありがとうございます」と相手が配慮してくれたことに感謝できるといいですよね。1ヶ月もすればお互いに仕事の力量が分かるので上手に折り合いがつくと思います。
わからないことは調べる・質問する
仕事内容で忘れていること、分からないこと、不安なこと、園行事などはどんどん質問しましょう。分からないままにしておくよりも明確にしておく方が大切です。
保育終了後などの隙を見計らって尋ねるとよいでしょう。自分で調べることも勉強になりますよ。
まとめ
もう一度、保育士をやる!
これってすごく勇気のいることですよね。
- 専業主婦・子育てを経験した
- 保育とは別の仕事を経験した
- 免許はあるけど、別の仕事をしていた
理由は様々ですが、必ず他での経験は保育で活かされてきます。大変なこともあるかもしれませんが、頑張ってくださいね。応援してます。