こんにちは、ユキです!
憧れの保育士になって毎日バラ色!のはずが…何故か悩みの多い日々。その多くが人間関係でその中でも”コミュニケーション”でため息の出る毎日です。笑
『なんかよい方法は?』と考えた時に前の職場で叩き込まれたコミュニケーション方法を思い出しました。最近、使ってなかったんですよね。これ、とっても便利です!
新米でもベテランでも使えるコミュニケーションスキルを6つ!(他業種に転職してもお役に立ちます。)騙されたと思って使ってみてね!
①相手にあわせてコミュニケーションをとる
これは主に先輩になったとか行事の担当だとか何かリーダーシップを取る時に知っておくと便利です。普段使っていると思いますけどね。
コミュニケーションの取り方は大きく二通り。
- 指示型:相手の知識や経験が乏しい、緊急性が高いとき→対新人向け
- 参加型:相手の知識、経験が豊富で意見を求めたい時→対全体
新人に対する指導と、ベテランに対する指導って違いますよね。相手に伝える側が工夫をしないといけません。では、指示型から見ていきましょう。
指示型
- 安全を確保する時
- 緊急時
- 相手の経験と知識が乏しい
- ルールの変更
これらのようなケースで使うと効果的。危険度、緊急度が高いのに意見を集めるなんて悠長なことはできないし、知識が全くない状態で聞いても相手も困惑します。そいう時は指示する形で物事を進めていくのが早いですよね。
- やらなければいけないことを決める
- 守らなかった時におこる問題を伝える
この二つを実践するために使います。
参加型
- 危険や緊急度が低い
- 意見や援助がほしい
- ある程度経験と知識がある
これらのケースで使うと効果的。上からおろすだけなら簡単ですが、それでは相手は育たないし、意見は集まらないですよね。二つのスタイルを使いわけれると自分も動きやすくなります。
- やらなければいけないことを決める
- 守らなかった時におこる問題を伝える
この二つを実践するために使います。
権限移譲
権限移譲とは、相手に仕事を任せることです。
先ほど紹介した指示型、参加型の次のレベルで、ベテラン向けのコミュニケーション方法です。
しかし、責任は任せた側にあります。丸投げをしていませんか?任せたからには、管理するのが指導者の仕事です。最後までやり切る方法を紹介していきましょう。
なぜするのか?
相手に仕事を任せることでいろんなメリットが生まれます。任せる相手がいるのであれば、自分はその先の重要なことに取り掛かることも容易です!
- より多くの仕事ができる
- 周囲を見る余裕ができる
- 保育の質を向上させる
- 相手が認めてもらっていると実感出来るし、意欲を引き出せる
なにをするのか?
やみくもに相手を選んではいけません。子どもと一緒で”少し背伸びすれば出来る”くらいがちょうどいいでしょう。過度な期待や仕事量はただのいじめです。
- 相手がこなせる仕事
- 自分が教えることで相手がこなせる仕事
- 重大なミスにならないこと
いつするのか?
任せたからにはきちんと確認しましょう。責任はあくまで任せた側あります。
- 仕事の進捗や結果を自分が確認できる時
どうやってするのか?
『さぁ、仕事をお願いしよう!』と思ったら以下の様なステップで行っていきましょう。
- その仕事を依頼するのにふさわしい信頼出来る相手を選ぶ
- 仕事を依頼する
- 必要であれば教える
- 仕事が終わったら声をかけるように伝える
- 仕事の進捗、結果を確認する
- 仕事に対する評価を行う、感謝の言葉を忘れずに!
②”今、ここで聞く”を心がける
(作業をし)ながらで話しを聞いてる人多くないですか?
私も最近そうだったと反省…。自分が何かをしながらだと意外と気にならないけど、人にされると『ちゃんと聞いて!』と思ったことないですか?
話しかけられたら、手を止める
せっかく話してくれている相手に随分と失礼。保育士、保護者、子どもどんな人に対しても自分を選んで話してくれているので。
作業をしながらの雑談だったらいいんです。仕事終わらないし。じゃあ個別に話しかけられた時は?重要な話をしているのに作業しながらだと、話す気失せませんか?『今、本当は忙しいのかも』と相手に誤解を与えかねません。
最近、自分の自分を見直すとなにかしながらが多いので、手を止める習慣をつけていきたいと思います。
相手と目を合わせて聞く
何かをしながらだと相手と目を合わせることないですよね。子どもには『先生のお話を聞く時は先生の目を見てね』と教えているのに先生がそれじゃあいけませんね。
”目は口ほどに物を言う”と言います。言葉には出てこない感情が表れているものです。
話をしっかりと聞く
これは言葉のままですが…人の話は真剣に聞きましょう。
子どもに伝えている時に子どもが聞いていなかったら、『もう!』となるでしょう?一緒です。
③常に礼儀正しく
名前を呼んで挨拶する
『私は挨拶している!』では話になりません。誰に挨拶しているかわからないし。
『◯◯先生、おはよ!』と名前を呼ぶのは初めは抵抗があるかもしれません。でも、慣れれば習慣になります。ぷらすして『元気?』とか『お休みどうだった?』、『最近どう?』なんて声をかけると『気にしてもらえている!!』と思ってもらえます。
保護者や子どもにも効果的です!
「お願いします」と「ありがとう」を言う
『やっといてね』は依頼するには不適切ですね。相手の貴重な時間を割いて仕事をしてもらうのですから。終わったら『ありがとう』は当たり前。子どもにもそう教えてますよね?保育士がまずは率先垂範しましょう!
明るい声で話す
これ意外に相手は気にしています。(私は気になります。)相手の声が機嫌が悪そうに感じるとそこで話すのをやめたくなります。
④要点を明確にする
ここでは相手にどのように伝えるか?をお話します!
1.はっくり話す。声の大きさと、しゃべる早さ。
私の場合…声の大きさはクリア。でも、かなりの早口。(苦笑)早口すぎて聞きとれないと言われることがたまにあります。特に感情的になっていると早口に拍車がかかる。気をつけます。
相手に聞こえる声ではっきりと丁寧に話すことは大切ですね。伝えたいことが伝わらない可能性があるし。早口だと『え?怒ってる?』となりかねません。
2.伝えたいことは簡潔に
これ難しいですよね。だって、話したいことはたくさん!
でも、考えてみて?あなたなら30分だらだら話されるのと5分にまとめてわかりやすく話してもらうのどちらがいいですか?
大多数の人は5分にまとめてわかりやすい方を選びますよね。話したいことがあるときは、一度頭で整理してから伝えるのがベターでしょう。だらだら話しているとなにがポイントだったのか不明確になりますよ!
3.相手の知識に合わせて話す
たくさん知識を詰め込んだ先輩保育士がよくやりがちなのでは?入りたての新人が知らないことばかり。なのに知らない言葉を使ってしまうと混乱を招きます。
これは保護者に対しても一緒。保育士だから知っている言い回しで保護者に伝えると『???』と保護者?マークだらけに。わからなければ質問してくる保護者ならまだいいのですが、そのままにしておく方もいると思います。
話すときは”相手のレベルに合わせて”が相手に優しいですね。わかるようになってから、業界言葉を教えたって遅くないのです。業界言葉はまずは言い回しを考えましょう。
例)午睡→お昼寝 臨職→臨時職員
⑤相手の理解度が自分と一緒か確認する
人に何かを伝える時一方的になっていませんか?『うまく伝わらなかった…』と思う前に伝えた後どうしているか確認してみましょう。
伝えたことが相手に理解されているか確認する
忘れがちだよね、これ。伝えたら、伝えわった気になっている。随分と勝手な話ですね。
自分と相手は違う生活環境で育ち、培った経験も違います。なのに伝えたら自分と同じことを考えているとなぜわかるのでしょう?
話が終わったら、自分の伝えたことが伝えたいことと一致しているか確認をとりましょう。これ確認を取らないままだと相手の脳内で勝手に変換されている可能性が高いです。
質問がないかどうか尋ねる
わからない時、質問できる子なら別にいらないんですが…中には質問できない子もいるよね。『わからなかったら質問しなさい!』という時代は終わり。伝えた側が『なにか質問は?』と聞く習慣をつけましょう。
その方が親切だし。それに先輩だったら相手に配慮できるよね。ものの数秒できけるし、聞いて損はないし。
⑥指摘するときは…”褒める”+”直す”はセットで
- 相手の仕事が上出来で、その行動をこれからも続けてほしい時は褒める
- 改善してほしい時は、どのように行動していくか具体的に伝える
- 人の人格を否定するような評価はNG
- まったく評価しないのは有害
この4つのポイントを押さえていくと簡単に相手のやる気をそがずに伝えることができますよ!詳しく説明していくと長いので…また別の機会にお伝えしたいと思います。
まとめ
自分への戒めに当時の教科書を引っ張ってきました。
当たり前のことだけど、難しい。一つずつでもいいので、取り組んでみて!人を変えることはできないけど、自分を変えることはできるからね。
特に中堅、ベテランで後輩と組んでいる方にはオススメ。新人育成って大変だけど率先垂範は大切だからね。
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