こんばんは、ユキです!
先日、東洋経済オンラインでJPホールディングスの記事を読みました。その初任給の高さにも驚きましたが…何より人材育成の方法に目が点!
さすが、企業というべきか…”いないならそだてりゃいいじゃん”という姿勢に共感しました!
これからの保育士予報
巷では保育士不足が嘆かれていますね。現在のままだと平成29年度末には約7万人の保育士を補う必要があると言われています。
平成29年度末において必要となる保育士「46.3万人」から、平成25年度の保育所勤務保育士数37.8万人及び平成29年度末までの自然体の増加分2万人を差し引いた、新たに必要となる「6.9万人」の保育士を確保するため、新たに以下の取組を実施
- 保育士試験の年2回実施の推進
- 保育士に対する処遇改善の実施
- 保育士養成施設で実施する学生に対する保育所への就職促進を支援
- 保育士試験を受験する者に対する受験のための学習費用を支援
- 保育士・保育所支援センターにおける離職保育士に対する再就職支援の強化
- 福祉系国家資格を有する者に対する保育士試験科目等の一部免除の検討
保育士が採用できないのなら、育成すればいい
通常の企業であれば未経験者がほとんど。だから、無資格で採用して育成することは何にも珍しい話ではない。
保育士は、保育に欠ける子どもを教育と養護の面から安全に保育する必要があります。だから、保育園で働ける条件は”有資格者”。無資格者は0もしくは保育補助という形で担任のお手伝い。
”保育士を育成すればいい”なんて発想は新鮮!それをやりだした企業がJPホールディングスです。
子育て支援事業を展開するJPホールディングスは、業界では初めて自社による「保育士養成講座」をスタートさせた。資格者の採用が難しければ、自社で養成してしまおうということだ。同社は2016年3月卒採用で保育士として230名を採用する予定だが、これとは別枠で保育士資格を持たない新卒を採用する。こうした内定者向けに10月から「保育士養成講座」をスタートさせ、2016年4月の保育士試験にチャレンジさせる。内定者は受講料やテキスト代金を支払う必要はない。
すごいですよね!もうすでにJPホールディングスで採用の決まった方は保育士試験に向けて勉強し始めている!ということですよね。
もう10月も終わりますが…何人ほど保育資格を持たない新卒を採用したのでしょうか?気になるなぁ
採用前なのでお給料はありません
入職前の研修という扱いなのでしょうか?
入社前の内定者なので、給料を支払う必要がないのです。また、講師は社内のベテラン保育士が務めます。講師料は支払いますが、外部から講師を招聘するのに比べれば講師料は高くありません。テキストも高額なものではありません
東京の本部で行うそうですが、遠方の希望者は寮に泊まれるのだとか。でも、結構その他費用がかなりかかるよね。
- 東京まで往復する交通費
- 東京での飲食代
あとは何時間、何日間かかるかにも左右されますよね。大学と二足のわらじ…両立も難しそうだ。ハードルは一般企業に未経験で飛び込むより、高めだし。
合格したあかつきには少しばかりご褒美があってもいいんじゃないかな…と思ったよ。笑
まとめ
企業だからできることなのかな?とは思いましたね。公立は職員が足りなくなることはないでしょうし…私立園では日々の保育に追われてそれどころではないかも。
まるきりマネできなくても参考にすることはできると思うので…例えばパートさんに資格を取るための補助を出すとか。『足りないよー』と嘆く前にできることを考えてみたいですね。
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