もうすぐ4月。新卒、新人保育者の皆さんは、配属先の決定や研修の予定も組まれている頃でしょう。
「新人もベテランも保護者や子どもから見たら先生」と言う言葉にプレッシャーを感じている人もいるのではないでしょうか。
私も1年目、初めて担任を持った時には、朝の受け入れさえ分からず困惑したものです。
そんな皆さんに肩の力を少しでも抜いたい!
そんな今日は、新しく保育士となった皆さんが今日からでもできる朝の受け入れのコツをご紹介したいと思います。
新人保育者が知っておきたい受け入れのポイントは3つ
正直なところ、朝の受け入れ時って大変。特に4、5月は正念場ともいえます。
- あいさつ
- えがお
- 声のトーンや大きさ
を保ちつつ‥
- 保護者や子どもの表情チェック
- 健康チェック
- 保護者とのコミュニケーション
登園時間のピークになるとたくさんの子どもが保育室にきます。
「そんなにたくさんできない!」そう思われる方もいると思うのですが、それをするのがそのうち当たり前になっていきます。なので、安心してください。そのうち少しずつできるようになっていきます。
なので、新人のあなたに求められる3つのポイントがあります。
この3つです。学生時代、サービス業や保育業界でバイトしてきた方には当たり前!と突っ込まれそうです。笑
ですが、自分も初めての園で、知らない人たちに囲まれ、本当にこの3つができるか?ということです。
1.えがお【いつも見られている自覚をもって】
暗い表情とえがおのあいさつどちらが好印象でしょうか?
やっぱりえがおをむけてもらった方が安心できますよね。
保護者や子どももはじめての保育園で緊張していることもあります。そんな緊張感をほぐすためにも笑顔で出迎えましょう。
そして保護者や子どもだけでなく、本当にどの角度から見られているか、わかりません。
あなたを見ているのは子どもと保護者だけではないのです。園長先生や主任、同じクラスの先生もみんなあなたの仕事ぶりを見ています。
なので、子どもがいない時も笑顔を忘れないようにしましょう!
2.あいさつ【自分からはっきりと】
「おはようございます」
保護者よりも先に自分からあいさつしましょう。
そのためには保護者をいち早く見つける必要があります。子どもたちと遊びつつも、登園してから子どもと保護者の姿をキャッチするよう意識を向けることが大切です!
3.声のトーンと大きさ【大きすぎず、小さすぎず、聞き取りやすい声】
あいさつすればいいと言うお話ではなく、相手が心地よいなぁと思うものがいいですね。
穏やかそうな雰囲気でゆっくり、はっきり挨拶しましょう。
特に月齢、年齢が低い子ほどしっかり向き合って丁寧な口調であいさつできるといいですね。
新卒でもできる
上記の3点は、自分が意識するだけで今日からできることです。
難しい技術や知識なんて必要ないです。
「待ってたよ」「今日も楽しもうね!」
と言う心がこもった温かいあいさつが子どもたちも安心します。
1年目でもあなたは先生
冒頭で「肩の力を少しでも抜いてもらいたい!」と言いました。ですが、4/1。入社1日目でもあなたは子どもたちの先生です。
「私は今日から先生だ!」というプロ意識は持っていて欲しいと思います。
プロのように振る舞うのにはまだ経験が必要かもしれません。プロ意識を持つのは今日からでも可能です。
次のステップは?
あいさつ、えがお、声のトーンと大きさに慣れてきたら次のステップに進んでみましょう!
はじめは1つずつで大丈夫。一年経つ頃には全部できるようになるので、安心してくださいね!
まとめ
ようこそ、保育士の世界へ。子どもたちを育てる仲間として一緒に頑張りましょうね!
朝の受け入れはあいさつ、えがお、声のトーンと大きさの3つのポイントを覚えておいてくださいね!
はじめは慣れないことばかりで戸惑うかもしれません。でも、わからないことはなんでも聞いてください。きっと周りの先輩が優しく教えてくれ、支えてくれます。
もし、「こんなこと園じゃ聞けない」ということがあればいつでも質問受け付けてます。この記事があなたのお役に立てたら幸いです。