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保育士の仕事 新人保育士、新卒向け

4月から新卒・新人保育士として働くあなたに伝えたい心構え 子ども・保護者編

新しく保育士になるみなさん。ご卒業おめでとうございます。

4月からの生活に期待と不安が入り混じった不思議な感覚で過ごしていることでしょう。

そんなあなたに先輩保育士として子どもや保護者に対する姿勢について伝えておきたいことがあります。

日々の保育で少しずつ意識・行動してもらえると「この子いいなぁ」と感じるポイントをまとめました。

保育者は体調管理をしっかり行う

4月から始まる新生活。人は新しい環境になじむことをストレスと感じます

職場だけでなく、子どもに保護者とたくさんのものになじむ必要がある保育士はとても疲れる職業です。

そんなストレスや変化はあなたの身体の不調につながることもあります。

園側として体調不良で欠勤される、子どもや保護者・周囲の先生にうつるのも困る。でもそれ以上に困ることがあります。

保育で集中力が欠けること

集中力が欠けた状態で保育にあたるのはとても危険です。

  • 子どものケガ
  • アレルギーの除去食を間違える
  • 職員同士の報告連絡ミス
  • 保護者への伝達を忘れる
  • 仕事のミス
  • 自分がケガをする

「これくらいなら大丈夫!」は許されないことを覚えておいてほしいと思います。

仕事に慣れるまで次のことを意識して生活してみてください。

  • 慣れるまでは気持ち早めに寝る(できれば日付変わる前)
  • その日の疲れはその日のうちに解消する
  • 休日は予定を詰め過ぎず、予定をいれない日も計画する

この3つを意識するだけで翌日、翌週に疲れを持ち込まずに保育することができます。

また、体調不良はあらかじめ主任や同じ教室の先生に伝えておきましょう。無理をするのは余計NG。

崩した場合は、早めに持ち直せる努力をするのも保育士の努めです。

保育者は子どもの目線に合わせ、しゃがむ癖をつける

子どもの身長はあなたより低いですよね。

なので、目線に合わせずに話すと頭の上から言葉を浴びせることになります。特に危ないことを注意する時なども一緒

つい忙しいと上から話しかけてしまいがちです。

目線を合わせて、その子に聞こえる声量で丁寧に伝えましょう。

私は身長が高いので、特に意識してます。

保育者は子どもに背を向けない

子どもは常に自分の視野の範囲内に入れることを意識します。

背中側にいる子どもに危険が迫っても見えないので助けることができません

ケガをした時の状態もわからないので、保護者への説明責任も果たせません。

室内でも戸外でも背中側に子どもがいないことを気にしておきましょう。

保育者は子どもを呼び捨てで呼ばない

子どもを呼ぶときに親しみを込めることは大切です。

ですが、子どもを呼び捨てにすることは別です。

呼び捨てを嫌う保護者もいますので、必ず「ちゃん」「くん」「さん」を付けましょう。園によっては「ちゃん」をNGとするところもありますので周囲の先生がどうしているかよく観察しましょうね。

保育者は保護者への挨拶・話し方に気を付ける

自分のクラス以外の保護者にも元気よく笑顔で挨拶をしましょう。

朝のバタバタしている時間などはつい見落としがちですが、保護者からは「あの先生挨拶してくれない…」なんて誤解を与えかねません。

保護者との信頼関係はまず挨拶から始まります。

登園やお迎えは明るく「おはようございます」「おかえりなさい」などの言葉を添えて出迎えます。

園によっては「ご苦労様」と保護者に声をかけている保育士を見かけます。実はご苦労様って上から目線。なので、「お疲れ様です」の方が人当たりはいいですよ。私も「お疲れ様です」派。

「朝早くからお仕事お疲れ様です。気を付けて行ってらっしゃい!」「お仕事お疲れ様です。今日も忙しかったんですか?」

ちょっとした会話にもつながりますよ。

あとは、話し方。これは常に丁寧語を心がけます。

親しくなったらため口?年が近い保護者はため語だと仲良し?」と思われる方もいるかもしれません。

保護者は友達ではないので、タメ口が信頼関係の証ではありません。

崩れた話し方を嫌う保護者がいることも頭に置いておきましょう。

職員同士の報告連絡相談は欠かさない

早朝保育、日中、延長保育と子どもたちを保育する先生は一日に何度か変わります。

子どもの体調や連絡事項などがあればそれをしっかりと次の保育士に伝えていきます

特にケガ・保護者とのトラブルに関する伝達は確実に。主任や園長先生にも話しておきます。

園長先生や主任から「○○くん、ケガはどう?痛かったね」などと子どもや保護者へ一言かける。

それだけで子どもを園全体で保育していることも伝えることができます。

些細なことかを自分で判断しないようにしましょう。

新人保育士がうまくいかないことは当たり前。悩まず学ぶ

4月から初めてだらけで失敗もたくさんすると思います。

先輩から注意を受けることも日常茶飯事。

「私、保育士に向いてないかも…」とネガティヴになる日もあるかもしれません。

覚えておいてほしいのは園長先生も主任も先輩も最初は新人だったということ。

もしかしたら当時、あなたと同じミスをしているかもしれませんよ。

ネガティヴになって悩むより、そこから何かを学んでほしいのが先輩の本音です。

まとめ

保育士としての能力は働くうちに身についていきます。

心構えだけは、他の誰のものではなく自分の物

だからこそ大切にしてほしいと思います。
悩んだ時こそ、初心に戻る。保育士を何年続けても毎日が勉強です。

まだまだ私も未熟者、一緒に頑張りましょう。

もし、周囲には打ち明けにくい悩みがあればメールをください。
あなたは一人じゃないですよ。

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