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保育の仕事術

保育士の仕事 保護者対応、支援

保育士のトイレトレーニング 保護者対応編

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2歳児の担任になるとよく話題になるトイレトレーニング。

1歳児でも高月齢だと、やる気のある保護者の方だとお話するかもしれませんね。

保護者によって、トレーニングへの対応は様々。

  • 園に丸投げ
  • 熱意がありすぎて子どもがついてきていない
  • やり方がわからない
  • 子どものペースに合わせて進められる

「子どもと一緒に行えて、お手伝いを保育園で!」という他艇だと現場としては助かるのが本音。

実感としては、スムーズにいかない場合が2割。多くて5割程度でしょうか。

どんな保護者でもトイレトレーニングの話題は絶対にあります。となると…保育士もそれなりに知識や経験談を知っておきたいですよね。

今回は、保護者にされる質問や知っておきたい話をお伝えします。

トイレトレーニングをスタートさせる時期は?個人差があります

「年少に進級する前に!」

「3歳までには必ず!(2歳児の誕生日)」

結構います、年齢を気にするお母さん。

8~9割の子がパンツに移行している年少さん。焦るお母さんの気持ちもわからなくはないですよね。

それに現場としても、スムーズにトイレに行ける方が助かります。(年少になると受け持つ子どもの人数もぐっと増えるので)

しかしながらこればかりは子どもの成長が欠かせない

始める時期は、3つのサインを覚えておきましょう。

  1. ひとりで歩ける
  2. 言葉の理解があって、少しおしゃべりできる
  3. おしっこの間隔が一定時間あいている

一人で歩ける…10か月から1歳半

言葉の理解があって、少しおしゃべりできる…1歳半~2歳

おしっこの間隔が一定時間あいている…1歳後半~2歳後半

あくまで目安ということは年頭に置いておきましょう。

3つの条件がそろうのは大半が2歳児さん。

保護者に始める時期について聞かれたら…

  • 個人差があること
  • ポイントは3つあること

などを伝えましょう。

始める時期や環境設定について詳しく知りたい方はこちらもどうぞ↓

保育士のトイレトレーニング 始める時期や導入、環境設定を知っておこう

おしっこの排尿間隔を知ってもらう

おしっこが一定間隔といってもどれくらい持てばいいか知らないお母さんもいることを知っておきましょう。

トイレトレーニング 見通しと発達

排尿間隔が一定になるには、おしっこを溜める機能…膀胱の発達が必要です。

10か月ごろから、おしっこを溜めれるようになります。

1歳半になるころには、日中1~1時間半程度おしっこを溜められるようになる子も出てきます。

寒さや水分量も影響しますが、一定の間隔になると時間を把握することで誘いやすくなりますね。

誘ってもおしっこした後です… 子どものサインを見逃してるかも?

「誘ってもオムツで出てるんですよね…」

「誘ったのに出なくて…おろしたらおもらししちゃいます」

という保護者の方もいますよね。

いくら排尿間隔が一定になったといっても、多少の誤差はあります。

排尿間隔も大切ですが、知っておきたいのはおしっこ前のサイン

 

サインの例としては…

  • またのあたりを触る
  • 隅っこでもじもじしている
  • 急に固まる
  • トイレを指さす(行く)
  • 「しーし」「いれ(トイレ)」などの言葉を使う

サインを出したら、近くに行って「しーし?トイレいこっか」と優しく言葉がけしましょう。

もちろん、おしっこが便座で出た時は、一緒に喜びましょう

出なければ「教えてくれてありがとう。また教えてね。」と伝えればOK。

 

排尿間隔とおしっこ前のサインを把握しているとトレーニングも進みやすくなります。

トイレ嫌いの原因が、お母さんの誘いすぎ?

イヤイヤ期や遊びが楽しくて「いや」「出ない」という子もいます。

トレーニングに熱心な保護者ほど「トイレ行くよ!」と誘いすぎる傾向が…。

保護者のぴりぴりが子どもに伝わり…トイレに行かない悪循環につながってしまいます。

「時間的に今なのにでない!」

そんな時もトイレに座らせるのは1~2分程度にしておくことを伝えておきましょう。

長く座らせることで「トイレって…退屈(おもしろくない)」と思われると後々のトレーニングに響きます。

トイレの雰囲気は明るい?

中にはトイレ環境がいやな子もいます。

それに気づかず「なんでうちの子はこんなにトイレ嫌がるの?」となっている方もいると思います。

そんな時には、トイレの雰囲気を見直してもらえるように質問してみましょう。

  • 換気扇の音は?
  • 照明は明るい?
  • トイレはきれい?
  • 虫はいない?
  • キャラクターなどで親しみやすい雰囲気になっている?

子どもって環境も大切。トイレのいやいやが環境のせいなんてこともあることを知ってもらいましょう。

布パンツ?紙パンツ? 家庭にあった方を選択しましょう

トレーニングをする上で悩むのが、「布パンツでするか?紙パンツでするか?」という保護者もいると思います。

紙パンツでもトイレトレーニングは可能です。

「おうちの中が汚れるのはどうしても困る…」という方や「仕事が忙しくて洗濯が増えるのはちょっと…」というお母さんだっているはずです。

紙パンツでもできることを伝えて安心してトレーニングしていただきましょう。

こまめに変えていくという点を考えると…コスパは悪いですが。

ここで、紙パンツと布パンツのメリット・デメリットを考えてみましょう。

紙パンツメリット

  • 部屋が汚れない
  • 洗濯物が出ない

部屋が汚れるとストレスになる人や忙しい保護者には紙パンツの方が親子ともに楽かもしれませんね。

紙パンツデメリット

  • こまめに交換するので、コスパが悪い
  • 吸水性に優れているので濡れた気持ち悪さが感じられない

布パンツメリット

  • コスパがいい
  • 濡れると気持ち悪いので子どもが気付きやすい
  • 大人から見ても濡れていることが一目瞭然
  • 可愛いキャラクター物が多い

紙パンツに比べ、可愛いキャラクターの種類が多いので子どもが選ぶとモチベーションアップにつながるかもしれませんね?

布パンツデメリット

  • 部屋が汚れる
  • 洗濯物が増える

部屋が汚れることが保護者のストレスになる場合もあります。

部屋が汚れることを心配される保護者にはどう対応する?

紙パンツでもトイレトレーニングは可能です。

紙パンツであれば部屋の汚れも心配ありませんよね。

「コスパが悪いのはちょっと…」

「布パンツにしたのだけど…」

オムツにしてほしい時に、子ども側の主張として「パンツがいい」と言い張ることも…

悩んでいる保護者の方には、アイテムをお伝えするのもありです。

布パンツに吸水ライナー

吸水ライナーという商品もあります。

必要な時だけに使用できるので、午睡やおでかけの際も便利です。

見た目がごわごわしているのと、履き心地は悪いかもしれません。

午睡時はおねしょシーツ

「日中は、ほぼ心配ないけど…午睡や夜は心配。」

という方もいると思います。

そんなときはおねしょシーツがあります。

おねしょシーツが引いてあるだけで、おねしょしても敷布団まで濡れる確率がグンっと減ります。

園でも何度助けれれたことか…。おねしょの強い味方です。

トレーニングパンツ

布のパンツと違って、何層にもなっています。

なので、多少のおしっこだと床まで漏れません。(ズボンなどは濡れます)

6層が一番分厚い。

若干洗濯で乾きにくいのと、布パンツに比べれば気持ち悪さも減少するのか…濡れても平気な子もいます。

3層は若干布パンツに近いです。

6層よりも薄いから漏れやすい。洗濯は乾きやすいと思います。

私は知らなかったのですが、紙タイプのトレーニングパンツもあるんですね。

使い捨てなので、洗濯の手間は0。コスパは布タイプに比べたら高いですね。

普通の紙パンツと違い、吸水性を悪くすることで気持ち悪さがわかるように作られています。

トイレトレーニングをしてもらうには?

トイレトレーニングに熱心な保護者もいる半面、まったく興味がない保護者も。

「この子もうパンツでいけそう」と思っても保護者が同意してくれなければこちらがパンツに移行させることはできませんよね。

どうしたらトイレトレーニングをしてもらえるのでしょう?

保護者や子ども、家庭の背景を考える

「どうしてやってもらえないの?」

「非協力的だ」

と考えてしまうことはありませんか?

保育士目線で考えるとついそうやって思ってしまう気持ちはわかります。私もありますし…)

批判をする前に少しだけ考えてみてほしいことがあります。

それは”保護者の状態や子ども、家庭の様子”です。

  • 仕事が忙しい
  • 体調がすぐれない
  • 家庭の状態が思わしくない
  • 育児につかれている

トイレトレーニングをしたくてもできない保護者もいることに気付いてほしいのです。

中には、自分の都合だけの方もいるでしょう。

でも、そんな人は一部。「したくでもできない何か?」があるかもしれませんね。

コミュニケーションをとることから始めよう

したくでもできない何かがあるといっても、子どもの成長は待ってくれません

保育士としての保護者サポートが必要になってきますね。

  • 園でのトイレ事情を伝える
  • 保護者を労わる
  • 育児や家庭などの話し相手になる
  • 子どもの成功エピソードを伝え、保護者を認めていく
  • 園でのやり方を伝えてみる

こちらのちょっとしたサポートが保護者のパワーを回復することが一番の近道かもしれませんね。

日々のコミュニケーションが成功の秘訣です。

まとめ

保護者の不安や焦り、疑問を取り除いて安心してもらえる対応をしていきたいところ。

それが子どもにとっても、いい影響を与えます。

保育士は保護者と2人3脚で、子どもの成長をサポートしていきたいですね。

トイレトレーニングの参考におすすめの本↓

アドセンス




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