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自閉症児の視点からも描かれた実体験コミック。保育士で自閉症について知りたい人は【この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界】を読んでみて!

今回、紹介したいのは自閉症について描かれた漫画です。

  • 自閉症である子ども
  • 自閉症をもつ母親

この二つの視点から描かれていて、自閉症を取り巻く環境についてわかりやすく表現されています。実体験コミック。小難しい書籍は読むことも一苦労ですが、漫画であればハードルも低いのでは?

自閉症について知りたいと思う人、子どもに携わる職業の人には【この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界】を是非読んでほしいです!

生後間もない頃から自閉症の傾向がある

物語は、自閉症児の愛里が生まれたところから母親の視点で始まっています。

  • オムツが濡れてもぐずらない
  • お腹がすいても泣かない
  • 母親の乳首を自分から吸わない
  • 瞳に映っているのにまるでものを見ているような表情

第一子ということもあり、違和感を感じながらも母親は『ただ手のかからない子。赤ちゃんってこんなもの?』と深く考えず愛里は育っていくことに。その後も健常児と違う姿を見せる愛里に戸惑う母親。同時に愛里視点の心の葛藤も表現されていきます。

自分の置かれた状況に適応できず、パニックを起こす場面やどういう特性があるかなどが書かれていて『こんな特性を持った自閉症児もいるのか』ととても勉強になりました。

無理に適応させようとして、子どもに大きな負担を強いるシーンも。自分の保育を見直す必要を感じました!

小中高と集団生活を経験していく中で”知識の乏しい教師”や”周囲の心無いいじめ”などが起こります。自閉症などへの関心が高まり、取り組みが増えつつある現在ではそういったことも減りつつあると信じたいものです。

まとめ

障がいを持つ子どもは”子どもの努力不足”や”保護者の躾の甘さ”を指摘されがちですが、大きな勘違いであること。それは障がいの特性であって、個性となんら変りないこと。などを知っていただくにはもってこいの漫画だと思います。

あとがきまでしっかり読んでほしい!!漫画の元になった自閉症児森口奈緒美さんが書いています

紹介した本はこちら!

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