保育士だけど、女性たるものおしゃれには敏感。でも、職業柄…メイク、ヘアカラー、ネイルなどおしゃれには何かと制限がかかります。ですが、園のルールをよく知った上で工夫することは可能ですよね。
普段なかなか先輩に聞きずらいメイク、ネイル、つけまつげなどの疑問についてご紹介します。
保育士の化粧は必要?
健康的なメイクをして出勤するのも仕事の一環です。(園で禁止されていなければ)
ノーメイクだと不健康に見えたり、陰気な印象をもたれます。最低限で眉、ファンデ、リップ(口紅)はしておくとよいです。
ここで大切なのは“誰から見ても好ましいメイク”です。
保育士は、子どもや保護者、行政関係者、近隣の住民など様々な年齢、性別、職種の方々と接点を持ちます。よって、特定の人には受けるが一部の人から見たら華美に見えるのはNGとなります。誰の目から見ても清潔感があり、爽やかな印象のナチュラルメイクがよいでしょう。
「先輩もやってるし…」などの自己判断は控え、メイクの範囲が不明な場合は園長、主任に相談することをおすすめします。
ネイルはどのくらいまで許されるのか?
爪のネイルは、衛生面と安全面からNGの園が多いです。しかし、ペディキュアなら派手でなければOKの園もあります。普段は靴下で隠れますから。色は、ベージュ系か無色が好ましいです。
しかし、ペディキュアであっても夏場は注意が必要です。夏場はプール、水遊びがあるため靴下を脱ぐ機会が多くなります。
赤などの派手ととらえがちな色やビビットカラーだけでなく、春らしいパステルカラーも意外と目立ちます。肌の色から見て白を多く含んだ色は浮いてしまうせいです。
一度ネイルをすると維持も大変。ですが、ネイルのはがれかけは不衛生に見えます。ネイルがOKな園であっても、維持と手入れは欠かさずにせねばなりません。指先は意外と人の目に止まりやすいものいつでも綺麗にしておきたいですよね。
ネイルについては、園でルールを設けているところが多いので、確認しましょう。
まつエク、つけまつげは保育上問題ないですか?
園のルールによります。しかし、つけまつげよりは、まつエクの方が自然だと思います。
つけまつげは、簡単に外れるため衛生上によくないと食品を扱う業界では禁止されているところもあります。子どもたちの食べるものを扱う保育士してもあまり好ましいものではないですよね。
また、つけまつげが外れた時の子どもたちのリアクションやつけ直す時間という観点からも保育の現場には不向きです。また、つけまつげの種類にもよると思いますが派手なものが多いので保護者、年配受けはよくありません。
まつエクは、比較的自然な状態に見えるので気づかれないことも多いようです。行ってから指摘されることのないよう事前に確認しておくとよいと思います。まつエクは化粧の時間短縮にもなりましから、忙しい保育士としては助かりますよね。
つけまつげで泣かれた話
学生時代の同級生の話ですが、水遊びのときに取れてつけまつげが、ほっぺたに…。
気づかずに戻って彼女を見た乳児が「ぎゃー!!!!」と泣き出して大変だったそうです。
子どもは恐怖でしたよね…。
化粧崩れ対策は朝のスキンケアとベースメイクにあり!
朝の保湿に時間をかけて行うことで化粧崩れに大きく差が出ます。
肌のキメが整うことで、化粧のりが変わります。油分の補給は夜のうちに済ませ、朝はべたつかない程度にとどめましょう。
朝のスキンケア
- 化粧水をたっぷり使い肌になじませます(時間があるなら、、コットンパックがおすすめ)
- 乳液をべたつかない程度になじませます
- 余分な油分はティッシュでオフ
- 日焼け止め、BBクリーム、ファンデーションは、むらなく塗ります(首や耳の後ろは忘れやすいので要注意)
- 仕上げにパウダーをつけると崩れにくくなります。もしくはティッシュオフ。
5〜9月は特に紫外線が強いため、化粧下地のUVカット機能では心もとない…日焼け止めをしっかりぬりましょう。下地は、ファンデと同じメーカーが好ましいようですが、自分の肌にあったものを選ぶことで効果が変わります。
唇の日焼けは血色が悪く見えるので、日焼け止めを塗るか、UV効果のあるリップを使用します。忘れずにトイレや給食後にさっと塗りなおすといいですね。
まとめ
業務のことならまだしも…メイク、ネイルについては先輩に聞きにくい。ですが、新人の保育士が自己判断で行って後で指摘を受けて元に戻したケースもあります。気を付けたいところですね。
紫外線対策は…私自身が一年目に先輩から「少しは気にしなさい。後で泣きをみても知らないよ」と言われていました。対策もせずにいた結果が大量に増えた頬と鼻の周りに増えたそばかすとシミでした。
今では心根を入れ替え、バッチリ対策しています。化粧崩れも朝にしっかりスキンケアをすることでかなり抑えられていますが、それでも汗をかいた時は保護者のお迎えの前までには隙を見つけて化粧直しをしていますよ。