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愛着

愛着形成が結べない原因を知ると子どもには特定の人が関わる重要性がわかるよ!

こんばんは。ユキです。

  • 愛着はなぜ大切なのか?どのように結ぶのか?
  • 子どもの愛着行動について

について記事を書いてきました。

今回は、愛着が結べない原因について書いていこうと思います。

出生前の脳形成に対する異常

  • アルコール
  • ドラッグ
  • たばこ など

が子どもの脳に影響を与えてしまい正常に育たないこともある。

脳の形成に異常が生じると、子どもは養育者の反応に満足に応えられないということもあるそうなので…前回の記事の引用にもあるようにおとなと子どものやりとりが不可能になり、結果として愛着が上手く形成されないことが起こってしまうんですね。

  1. 子どもの欲求をぶつける行動によっておとなの行動が引き出される。
  2. 子どものサインに対しておとなは行動する。

1と2をタイミングよくやってもらうことにより、『この人なら大丈夫』と信頼感を形成していくんですね。

  • サインをしっかり読み取ること。
  • 読み取ったサインをタイミングよく行動すること。

がとても大切なポイントのようです。この積み重ねが愛着をより強力なものに変えていくんでしょうね!まさに子どもあってのおとなです。

特にたばこに関しては子どもの脳に著しい緊張状態を引き起こす可能性もあり…子どもがイライラする、夜泣きが激しくなることも。お互いに疲弊してしまいサインも出せないし、サインも読み取れないことで愛着形成がうまくいかないだけでなく、その育てにくさから児童虐待につながってしまう恐れもありますね。

『妊娠中にストレスはよくないから、1.2本程度なら…』というお医者様もいるようですが、できれば禁煙できるのがベストですよね。たばこの煙がSIDS(乳幼児突然死症候群)に関係することもあるようなので。

 たばこは、SIDS発生の大きな危険因子です。平成9年度研究では、両親が喫煙する場合、両親が喫煙しない場合の約4.7倍SIDSの発症率が高いと報告されています。妊娠中の喫煙は、おなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にもよくない影響を及ぼします。妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙もよくありません。これには身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう

引用元:乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省

出産後の情況

出産後の情況が不安定であるとうまく愛着が結べない。

子ども側

  • 未熟児
  • 病気による長期治療
  • 知的、身体的障がい など

保育器に入っていたり、長期間離れていることで溝が生まれてしまい、うまく愛着が気付けないケースもある。知的、身体的障がいのある子どもの中には養育者の反応に満足に応えられないことも。

養育者側

  • 難産
  • 病気
  • うつなどで精神的に不安定 など

養育者側が何かの理由で心身ともに健康ではなく、子どものサインを十分に読み取れない場合、愛着の形成に支障がでる可能性も。特に養育者が不安定な場合、子どもも不安定になりやすいので、余計お世話が大変になっちゃうんだよね。

あとは、愛着を気づいている相手の突然の失踪、死、離婚なんかの喪失体験も愛着の形成に影響を与えることがある。

不特定多数の養育者や虐待

  • 世話をする人が次々変わる
  • 複数の人が代わる代わる世話をする

養育者がかわればやり方も違うから、子どもとしては困惑するよね。『あの人はいいって言ったのにこの人の時はダメ』とか。それに常に子どもと関わっていなければ子どものサインにも気づきにくいから、適切なタイミングで適切なお世話につながらないから子どもは不快だよね。

おとなでも誰を信じていいかわからない状態は、結構きつい。子どもならなおさらね。信頼を寄せて愛着を結べないよね。

 

あとは、児童虐待。愛着を結べないどころかPTSDを発症しちゃうかもしれないしね。実は、虐待を受けていても愛着は結べる。それは負の愛着。殴る、罵倒するなどで結ばれた愛着。子どもにとって百害あって一利なしだよね。

なんらかの原因で愛着が結べない子どもたち

愛着を結べない原因をあげてみました。

発達心理学者のスピリッツは以下のようなことをいっている。

乳児が、母親から長期間離され、愛情がじゅうぶんに与えられない状態が続くと、体重減少、睡眠障害を示し、運動が緩慢になり無表情になるとした。(中略)人手不足の施設などでは、母性的な養育が欠けたことによって、身体、運動機能の発達や、言語などの知的な発達に遅れがみられることを明らかにし、それをホスピタリズムと名付けた。

(保育の心理学 P.57 引用)

児童精神医学者のボウルビィは養育者と愛着を結べなかった子どもの状態をマターナル・デプリケーションと名付けた。

まとめ

ここまで愛着が大切だよー。と言っていると集団で子どもを保育する保育園は大丈夫なのか?とちょっと思ってしまう…。園によっては育児担当制を導入しているところもあって”子どもとの愛着を築く”ことを大切にしているところもあるようです。

子どものためにも極力同じ保育士が保育にあたるほうがいいのかな?って思う

あとは、乳児院はできれば2歳の措置変更を年齢変更したほうがいいんじゃない?と思うよね。

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子どもの愛着行動について

子どもの愛着の行動は生まれつき。自分の命を守るために備わってるとか神秘的だよね。

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