面接試験当日、前もって準備していても思いもよらないアクシデントに見舞われるかもしれません。
- 面接会場にたどり着けない
- 遅刻しそう…
- 忘れ物してしまった
- 急な発熱で試験に行けない
急な出来事でも、知識があれば落ち着いて対応できるでしょう。
冷静に対処することで、ピンチをチャンスに変えることができるかもしれません。面接時に起こりそうなアクシデントとその対処法を紹介します。
道に迷った時
前もって下調べをしましょう。しかし、わかりにくい場所だと当日道に迷ってしまうことも考えられます。
自分で検索して対処できそうであれば問題はありません。マップの検索でもわからない時は、周囲にいる通行人やお店の従業員などに尋ねてみましょう。それでもわからない時は、遅刻しないよう早い段階で保育園に電話して道順を問い合わせましょう。
*目印になるもの、住所は電話の前に調べておきます
遅刻してしまうよりは、早めに問い合わせて園に尋ねる方が良い印象になると思います。
場所を知らない、わかりにくいと言われた場合は、面接当日に慌てないためにも事前に園まで実際の交通手段を使用して行っておくことをおすすめします。
遅刻しそうな時
面接試験の日に遅刻はNGです。しかし、天候や交通などの状況によっては遅刻してしまうこともあるかもしれません。その場合は、間に合わないとわかった時点で園に連絡を入れ、謝罪をしましょう。その後は、できる限り早く現地につくようにし、園の指示に従いましょう。
(例)
「こんにちは、本日○時から面接をしていただく△△と申します。今、お時間よろしいでしょうか?」
~相手の返事を待つ~
「今、○×におりまして○分程到着が遅れてしまいそうです。大変申し訳ございません。」
ここで必要なのは、どこにいてどれくらいの時間でつくか?ということです。遅刻の理由は、相手に尋ねられるまで伏せておきましょう。尋ねられた時は、正直に話して謝罪。言い訳がましく聞こえるような説明は印象を悪くしてしまうので気をつける必要があります。
公共交通機関の遅延などで目途が立たない場合は、園にその旨を伝えましょう。
面接官は、試験のために忙しい時間を割いてくれています。遅刻をした謝罪は必要です。面接官が到着を待ってくれたことを感謝する言葉も伝えましょう。
遅刻は、不合格どころか面接さえしてもらえなくなる可能性があります。遅刻しないように前日までに準備をすませ、出発はいつもより早め早めに。緊張して眠れないとしても早めに布団に入り、身体を休めましょう。
体調不良の場合
社会人としては健康管理も仕事のうちです。特に子どもを保育するので、体調管理には厳しい園もあることでしょう。日頃から気を付けていても、体調が悪くなってしまうこともあります。
保育園で出席停止の対象になる感染症
インフルエンザやノロウィルスなど保育園で出席停止になるような病気にかかった時は、わかった段階で園に連絡をいれましょう。
当日の急な病気
面接試験の当日に発熱、激しいおう吐や下痢がある場合は事情を説明する電話をできるだけ早いうちにします。無理に試験に行くのは自分がよくても、園から“自分のことしか考えていないのか?”と思われてしまう可能性があります。園には感染力の弱い子ども達がいますので、菌の持ち込みはご法度です。
大切なのは、日ごろの体調管理と前日の睡眠時間や過ごし方です。万全を期して面接に臨みましょうね。
持参物、書類などの忘れ物
「準備したのに…」と忘れものに気づいて、冷や汗をかいたことがある方もいるのではないでしょうか?
忘れ物に気づいた時は、落ち着いて一度かばんの中身やポケットを確認しましょう。
それでもない場合は…
園に到着する前であれば購入できるようなら手に入れましょう。買いにいくことで遅刻はNGです。
試験前に気づいた時は、面接官に丁寧に謝罪し、相談しましょう。変わりがきくものなら代用品を貸してくれる場合があります。書類などは別日を設けてくれるかもしれません。
忘れ物はないことが当たり前です。前日に準備を済ませ、当日の朝にもう一度確認しましょう。